悪いのは、一体・・・。

こんにちは。

かざねっこです。

本日の題名は

「悪いのは、一体・・・。」です。

ごゆるりとお付き合いいただけると

嬉しいです。

 

さてさて

夏休みも、残り一週間。

もう少しで解放される!!

毎年、この時期になると

このような気持ちに

なっていたはずなのだけれど

今年はどうやら

違うよう。

今年はコレ↓

『夏休みだったのに

どこにも行けなかった!!』

に尽きる。

夏休みに入ってから

真ん中の子が

体調を崩し

それが長引いて

末っ子を除いた

家族全員に蔓延し

いまだに私と上の子は

咳やら鼻水の症状が

続いている。

かれこれこれで

一ヶ月近く。

つまり、我が家は

夏休み中

誰かしらが風邪を引いていて

結果、何処へも

出掛けられなかったのだ。

もちろん、

全くどこへも

行かなかったわけではない。

義母の家には行った。

ただ、義母の家は

年がら年中、行っている。

実家に一度帰った。

妹が半年ぶりくらいに

子供を連れて帰ってきて

なので、我が子たちを

会わせに行った。

それから、家から少し遠い

大きな公園へ行った。

ただ、ここも

休日に体を動かしたくなると

ちょこちょこ行く公園。

予定では

祖母の家に行く予定だったし

近所のお祭りにも

行こうと思っていたし

近所のママ友の家へ

遊びに行く約束もをしていたし

他にも何個か

考えていたはずだけれど

どれも行けず仕舞い。

そして、そのおかげで

私の精神が

頗る悪い状態になっている。

だって、夏休みって

いつもよりも

子供達が家にいる分

家事だって育児だって

増えるわけで

ということは

その分、ストレスも

倍増するのだから

気分転換も

必要だと思うのだけれど

その気分転換というか

楽しみが

まるでなかった。

そして、ほぼ

家に篭りきり。

最近では、主人に

「夏休みが終わっても

 その後を頑張れる気がしない・・・」

と、ぶつくさ言っている。

なので、今回の休日こそ

遊びに行こうと

意気込んでいたら

自分の体調が悪化。

心は外へお出かけしたいのに

体がぐったりと

寝込んでいる状態・・・。

さすがに、少し

泣けてきた。

そんなこんなで

体が辛いから

日曜の夜も

さっさと寝た。

というか、

寝てしまった。

そして、夜中

ふと目が覚めたら

主人がまた

「なんだこれ!!」

と言っている現場に出くわした。

なんで、こんなに

タイミングがいいのだろう・・・。

主人は枕を持っていた。

白色の枕だ。

ただ、その枕が

なぜか部分的に

赤色になっていた。

なんてことはない。

落書き。

もちろん、犯人は

主人の布団の真ん中で

堂々と大の字になって寝ている

末っ子。

そして、よく見れば

布団カバーにも

ところどころ

落書きがしてあって・・・。

あぁ、寝ている間に

やられたか

と思う。

布団の上で

おもちゃを散らかすのは

常習犯だけれど

流石に、落書きは

初めてだ。

しかも、いわくつきの

赤いペン。

このペンは

私と多分、妹が

学生だったときに

暗記用に使っていたペンで

覚えたい文字に塗って

上に緑色の下敷きを置くと

その文字が見えなくなる。

実家を出た時に

持ってきた覚えはないから

そのまま、実家に

置いてあったものを

両親が「いらないから」と

子供達にあげたのだろう。

そして、このペンで

末っ子は

よりにもよって

私のお気に入りで

子供達が大きくなっても

取っておこうと思っていた

『だるまさん』シリーズの絵本を

真っ赤に塗り潰してくれた。

一冊めはまだ我慢できたけれど

二冊目をされたときは

流石に腹が立って

すぐさま、ペンを

ごみ箱に突っ込んだ。

ただ、その後

主人に「ペンに、罪はないのに・・・」

と言われ

少しだけ反省した。

というのは

我が家では、文房具類は

末っ子の手の届かないところに

置いている。

落書きされるのを防ぐため

というのもあるけれど

ほかにも

消しゴムは

誤飲の恐れがあるし

カッターやハサミは

扱い方次第で

大怪我をすることもある。

ただ、ここで難しいのが

上に兄弟がいる場合。

何度言っても

使っていたものを

片付けないで放置する。

そして、それを

しょちゅうやらかしてくれるのが

真ん中の子。

あまりにも前科がありすぎて

主人から何度も

『一定期間の使用禁止』を

言い渡されている。

ただ、子供は

特に幼いうちは

すぐに興味が

移りやすく

片付けるという行為の前に

次のことを始めてしまう

というのも

わからなくもなく

そこが、また

悩ましいところで

 

ただ、そうだとしても

主人が言うように

赤いペン自体は

悪くない。

悪くないけれど

それならば

私の気持ちは

何処へやればよい?

そして、今回も

同じペン。

どうやら

もう一本あったよう。

主人はもちろん

怒り心頭。

その対象は

落書きをした

末っ子ではなく

ペンを放置した

真ん中の子。

さてはて

今度はいつまで

使用禁止になるのやら。

それにしても

あのインクは

洗濯したら落ちるのかしら。

 

少し目が覚めてしまって

キッチンへ水を飲みに行ったら

テーブルの上に

置き手紙があった。

漢字で書いてあるから

上の子が書いたのだろうと

推測。

そこには

『末っ子がペンで遊んでいました』

と書いてあり

ご丁寧に隣には

例のペンが置いてあった。

末っ子の悪さに気づいて

慌てて取り上げてくれたのだと思う。

水を飲み

寝室に戻ってきたら

主人が枕を

落書きのされていない

綺麗な面に裏返して

寝ようとしていた。

私は主人に

置き手紙とペンが

テーブルに置いてあったことを

伝えて

それから、眠った。

 

翌日の朝。

ふと、気付けば

テーブルの上に

手紙は置いてあったけれど

例の赤いペンがない。

いつもの文房具入れ場も

覗いてみたけれど

なかった。

まぁ、多分

そういうことだと思う。

そして、

やらかした末っ子は

ぐっすりと眠って

朝、素知らぬ顔で

起きてきた。

汗で湿っている服を

脱がそうとしたら

あらま、

足の甲に

赤い点々がいっぱい

書いてある。

足の甲を突きながら

「アナタ、昨日はいっぱい

楽しんだのねぇ」と言えば

末っ子は

通じているのか

いないのか

私からすっと目をそらす。

 

何となく

悪い?と思っていても

まだまだ好奇心に

抗えない末っ子と

お片付け出来ない

真ん中の子。

時が経てば

解決するような

気はするけれど

 

それまで、

親の我慢の

効かぬところが

悩みどころ。

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。