何気ない会話

おはようございます。

かざねっこです。

毎日、本当に暑いですね・・・。

さて、本日の題名は「何気ない会話」です

ごゆるりとお付き合いいただけると

嬉しいです。

 

これはちょっと前の話。

 

どうも頭がうまく回らない。

だるいし、眠いし、疲れたし。

夏休みの、この一週間の疲れに

肩凝り頭痛が合わさって

体が大変なことになっている。

主人が上の子たち二人を連れて

出かけて行き

私は末っ子とまったり。

そのまま一緒にお昼寝する予定が

末っ子は全く寝てくれなくて

私が寝落ち。

気付けば主人達が帰ってきていて

私のお腹はなぜか末っ子の

ドラムがわりになっていて

末っ子は何かを大声で歌いながら

私のお腹をぺしぺし叩く。

それは、さほど痛くなかったから

そのまま好きにさせておいたら

今度は私のTシャツの裾を

ぺらりとめくって思いきり

バッシーン!!

まるでシンバルみたく

高らかな音が鳴り

私は「イタい!!」と叫んで

跳ね起きた。

せっかく気分が乗ってきたのに

水を差すなよ

みたいな顔をする末っ子。

主人が「さすがに、それはママがかわいそうだよ」

と末っ子を優しく諭す。

それから、今度は下の子二人を連れ

主人がまた外へ出掛けていく。

残された、上の子。

本当は行きたいのだけれど

今日中にやることがまだ出来ていなくて

私と一緒にお留守番。

ただ、見るからに不満げ。

できれば、ご一緒するのは勘弁と

「パパと行ってきたら」と提案してみたら

「決めたことはやるの!」と逆ギレ。

とりあえず、私はblogを書くことに専念する。

しばらくして、トイレに行こうと席を立つ。

そして、また部屋へ戻ろうとしたら

中からなにやら声が聞こえてくる。

そっとドアの隙間から覗いてみると

まるで、とある部族を思い起こさせるように

床をピョンピョン飛び跳ねながら

なにやらぶつぶつ文句を言っている。

私、この部屋に戻るの嫌なんですけど・・・。

部屋に入ると、上の子は素知らぬ顔をして

椅子に座る。

私も気付かぬ振りをして

またblog記事に取り掛かる。

取り掛かってはみるものの

どうも、扁桃腺が腫れているみたく

脳が腫れ上がっているみたいな感じで

(あくまで、イメージです)

完全に機能停止している。

つまり、書けない。

その間も、じわじわと向かい側から

不穏な空気が絶え間無く流れ込んでくる。

さらに、なにを思ったのか

突拍子もない行動に出る我が子。

『流石に、それはあとで後悔するぞ』と思い

口を挟んだら、またキレた。

そして、いじけて洗面所に立て篭もり。

私の頭も、もはや沸騰寸前。

とりあえず、我が子を涼しい部屋に戻し

自分が少し家を出て行くことにする。

家を出て、ぶらぶらとあてもなく歩く。

頭の中は怒り狂っていて

我が子に対しての辛辣な言葉が

次々と浮かんでくる。

すごくすごく苛立っている。

ただ、我が子への怒りは

実はほんの一部で

主な怒りは自分にむけてだよね

というところで、一息付く。

そう。

一番腹立たしいのは

今、全く頭の働かない自分。

せっかく、落ち着いてblogを書く時間があるのに

それを生かせていないから。

一応、タイトルだけ

スットクしているのだけれど

どれを見ても書きたいと思わない

無理矢理書こうとすると

言葉が散らばる。

あぁ。

しょうがないよ。

夏休みが始まって

いつもの生活リズムが崩れちゃってるし

とかなんとか。

自分を慰める言葉は

つらつら出てくるけれど

なにより、書けないことが

悔しくてしょうがない。

毎日、継続して書ける人ってすごいなと

素直に思う。

少し、心を、静かに。

いつもなら、歩いているうちに

だんだん頭がスッキリしてくるのだけれど

今日は効果がないようで。

これ以上、焦っても仕方ないから

今日は書くのをやめようと決める。

 

家の前に着くと

空にまっすぐ

すうーっとやわらかな白い線。

まだ空は明るくて

でも、もう5時をとっくに回っていて

今日という日が終わっていく。

ちょっと寂しくなりながら

家に入ろうとしたら

近所の人と会った。

私のこと子供達のことを

なにかと気にかけてくれる方。

「最近、ますます暑いわね」

を皮切りに話題は子供達のことへと

うつっていく。

「そうですね。先週は子供のプール教室があって・・・」

 

毎日五人分、朝昼晩と三食作ることになって

暑い中、プール教室の送り迎えがあって

真ん中の子は体調を崩して

夏休みに入ってからのことが

不思議なくらいつらつらと

言葉になって出てきてて                                                                                                              

でも、そのあと私は最後に

こう言ったのだ。

「でも、今週はプール教室はないから

 ちょっと、ほっとしてます」

えっ?

私、ほっとしていたの?

ぽろりと零れ落ちてきた言葉に驚く。

自分がそんな状態だったなんて

気付かなかった。

考えてみれば、確かに、この一週間

ずっと肩に力が入っていて

一日一日を終えるのに必死だった気がする。

それが今

その緊張感から、ようやく解放されて

私の頭は現在、呆けている状態だったのだ。

疲れているより

呆けてる。

その言葉は、なぜだか私の胸の内に

すとんと綺麗に収まって

そしてら、モヤモヤしていた心が

穏やかになっていった。

何気ない会話から

答えが見つかることもある。

 

家に入ったら

子供もすっかり落ち着いていて

少しだけ話をして終わった。

そして、主人達が帰宅。

みんなでお夕飯。

ゆったり心地で食べている私に

主人が何気ない一言。

「そーいえば、明日って登校日だったよね」

「ぐうぇっ・・・」

そういえば、そうでした。

まだまだ、夏休みは始まったばかり。

なかなか気は抜けません・・・。

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。