歯磨き指導と赤い液

おはようございます。

かざねっこです。

本日の題名は「歯磨き指導と赤い液」です。

ごゆるりとお付き合いいただければと嬉しいです。

 

休日、子供達を歯医者さんへ連れていった。

歯科検診だ。

大体、三ヶ月に一度の割合で行っている。

子供達の検診のときはいつも

夫婦揃って行く。

親ひとりで三人の子供を連れていくのは

本当に疲れる。

上の子はある程度年齢が大きくなったので

ひとりで診てもらう。

残りの二人は主人と二人で手分けして

診てもらうことにしている。

今回、最初に呼ばれたのは真ん中の子。

主人が末っ子を抱っこしていたので

私が真ん中の子に付くことになった。

付くといっても

真ん中の子はひとりで診察台に乗れるので

私は検診の様子を眺めるだけ。

虫歯がないか歯を一通り診てもらい

虫歯もないし、磨き方も悪くないと言われ

ほっとする。

真ん中の子が歯を綺麗にブラッシングしてもらって

フッ素を塗ってもらっている間

すぐ隣の部屋から声が漏れ聞こえてくる。

「虫歯はないけれど、こことここの磨き方があまいから

 気をつけてね」

とか、なんとか。

なるほど、隣の子は歯磨き指導をしているのか

と思っていたら

「お母さん、こちらに」と

声が聞こえていた方の部屋に呼ばれた。

どうやら、指導を受けていたのは

我が子だったようだ。

「ちょっと、待っててね」と

真ん中の子に声を掛け、部屋を出る。

待合室には主人と末っ子がいて

どうやら、そちらはまだ検診待ちのもよう。

部屋に入ると上の子が

手鏡で口の中を診ていた。

『今日は歯磨き指導を行った』

との話を聞き、この子ももう

それくらいの歳になったのかと思う。

そういえば、私も子供のころ

歯医者さんで歯磨き指導を受けていた。

歯に赤い液を塗ってもらい

赤く染まった磨き残しを

歯磨きの仕方の説明を受けながら

自ら歯ブラシをして綺麗にする。

あの当時は適当に聞き流しながら

やっていた気もするけれど

そのおかげか、今のところ

これといった虫歯はない。

上の子の磨きがあまいところを聞きながら

ふと、意識してそこを磨いたとしても

綺麗に磨けたかどうかを判断するのは難しいよな

と思い、そこで、「ああ」といいことを思いつく。

そうだ、受付で売っている赤い液を買おう。

 

以前から、ずっと気になっていたのだ。

磨き残しが赤く染まる液。

今は親が最後に仕上げ磨きをしているから

虫歯になりにくいとは思うのだけれど

そのうち、自分たちだけで

やってもらうことになる。

その時までにどう自分の歯を磨けば

虫歯にならないのか

知ってもらいたいと思っていた。

それで、いつも赤い液を買おうか

迷っていたのだけれど

「これ」といった機会が見つからず

ずるずると購入が先延ばしになっていた。

 

「受付で赤い液を買うから!」

なぜか、高らかに

そう主人に宣言して

会計の際に赤い液を購入した。

一本125円。

宣言するほどでも

なかったかもしれない。

家に帰ったあと

子供達が「いつ使うの?」

と聞いてきた。

どうやら、興味津々だ。

ちょうど次の日も休みだったから

次の日のお昼ご飯を食べたあとにやることにする。

 

そして、次の日の昼食後。

早速、麺棒で歯に塗ってみる。

一滴で歯全体を塗れてしまう。

せっかくだから、私もやってみる。

子供達は鏡に張り付いて

大きく口を開けながら歯を磨いている。

視覚的に磨き残しが分かるから

子供でも、どこを磨けばよいのか

すぐ分かる。

どうしても色が取れない部分は

こうするといいよとアドバイスしてみる。

(私は指導員等の資格はありません)

時間はかかったけれど

なんとなく、どう歯を磨けばよいのか

子供達にすこしは伝わったのではないかな、と思う。

 

ちょうど、これから子供達は

夏休みに入る。

家に居る時間が増えるから

時々、やってみようと思う。

ただ、赤い液がなかなかにしっかり染まるので

洗面台も淡いピンクに染めてしまうのが難点だ。

 

一応、主人にも「やってみたら?」

と声をかける。

「やめておく」とのこと。

あんまりしつこく言うと

機嫌を損なうからやめたけれど

主人こそ

やってみた方がいいと思うのだけど・・・なぁ。

上手に磨けるようになるといいな٩(ˊᗜˋ*)و

 

 

 

最後までお付き合いいただき

ありがとうございました。