贈り物は何がいい?

昨日の夕方、

子供達と散歩していたら

「ママ、蝉の抜け殻落ちてるよ」

と子供が教えてくれた。

えっ。

もうそんな時期?

と、驚いていたら

今朝、子供を送った帰り道。

ジリリっと蝉の鳴く声が。

もう、すっかり夏ですね。

 

おはようございます。

かざねっこです。

本日の題名は『贈り物は何がいい?』です。

ごゆるりとお付き合いいただけると嬉しいです。

 

結婚してすぐに妊娠した。

それからは出産→育児を三回繰り返して今に至る。

その間に、周りの友人たちも

結婚したり出産したり。

今までの人生で、いまだかつてないくらい

贈り物をした気がする。

そのなかで、良かったものについて

今回は書いてみようと思う。

 

まずは出産祝いのお返し。

できれば、蓋を開けた時に

思わずほっこりとするような

そんな可愛らしいお菓子がいいな、と思った。

そして、選んだもの。

一つ目が、『ANDERSEN』さんの童話クッキー。

内容は数か月ごとに変わって

親指姫とか人魚姫とかマッチ売りの少女とか

それぞれの童話をモチーフにしたクッキーが詰まっている。

『童話』というと子供の頃によく

母に読んでもらっていたことが思い出されて

私の中では童話→子供が連想されやすく

出産祝いのお返しにいいのでは

と、思ったのだ。

しかも、子供の生まれ月がまた

とっても可愛らしいデザイン!

まさにこれを贈るほかないよね

てな感じで、利用させていただいた。

 

二つ目は『銀座菊廼舎』さんのふきよせ。

上の子のときの内祝いを何にするか

決めるのに時間がかかったので

妊娠中にあらかじめネットで調べていた。

その時にたまたま見つけて、いいなと思った。

こちらも季節ごとに中身が変わる。

夏だったら、貝殻とかお星さまとか。

その時々の季節を感じられるものを模したお菓子や

黒豆とか寒天とか金平糖とか・・・etc.

一口サイズのお菓子が色々と入っていて

面白いかなと。

 

どちらも味のバリエーションが豊富で

形も可愛らしかったので好評だった。

 

反対に、出産祝いには

離乳食で使う食器セットを贈っている。

ちょっとした調理器具も一緒に付いているもの。

使うには少し早いけれど、

ほかの人の贈り物とはかぶりにくいし

持っていると便利だから。

現に私はこれを今でも使っている。

幼稚園では月に一回お誕生日会があって

時折、スプーンや割れないお皿を

持っていかなければならないときがある。

こういう時に頂いた食器類を持たせている。

また、すり鉢やすりおろし器は

そのまま普段の調理器具として活躍中。

 

こんな感じで贈り物をしてきたのだけれど

毎回、ネットの膨大な情報網から

贈り物に『いいな』と思うものを

探しだすのは骨が折れる。

それで、最近、よく利用するようになったのが

ハンドメイドの販売サイト。

もともとは自分が作ることが好きで

どんな物が売られているのかなと

気になって覗いてみたのがきっかけ。

実際、見てみたら素敵な作品ばかりで

このような完成度の高いものを

果たして自分は作ることができるのかしら・・・

と怖気づいてしまった。

ただ、一方で『こういうものを作れたらいいな』

みたいな、憧れのような気持ちもあって

ちょくちょくサイトを覗いては

『(こういう物を作れて)いいな~、いいな~』

みたいなことをやっていた。

(一体、何をやっているのだろう・・・)

 

そんなある日。

お世話になっている親戚の方に

お礼の贈り物をすることになった。

その方にもお子さんがいて

その子のサイズアウトした服などを

時折、もらっていたのだ。

色々考えて、お菓子がいいなと思った。

お子さんも一緒に、楽しんで食べられるもの。

それから、もし、

自分が頂ける立場だとしたら・・・

と置き換えてみて、

できれば、子供にも安心して食べさせることが

できるものがいいな、と思った。

食物アレルギーはないと聞いていたので、

そちらは考慮せず。

早速、ネットで探してみる。

しばらく検索する。

見つからない・・・。

さらに検索して、こんなことに気づく。

もしかして、『可愛いい』と

『安心して食べさせられる』を両立させるのは、

なかなか難しいのではないか・・・?

 

可愛らしいお菓子というと

なにかとカラフルなモノを考えてしまう。

でも、そういうものは、どうしても

着色料などの添加物が含まれてしまう。

これを気にするか、気にしないかは

個人の考え方による。

私は気にするタイプ。

子供が小さい場合は特に・・・。

 

かといって、素材などにこだわったもの

というと反対に、シンプルなものが多い。

または、値段が高くなる。

 

だから、『コレだ!』というものが見つからない。

さてさて、どうしようか・・・。

 

そんな時、ふと思い出したのが

ハンドメイドの販売サイト。

各々こだわりを持った

クリエイターさんが集まっている。

その中に、もしかしたら、

自分と同じようなこだわりを持つ

クリエイターさんがいるのではないか。

と、思ったのだ。

 

金額、素材、こだわりたいポイント・・・etc.

絞り込みをして、検索する。

すると、出てくる、出てくる、

可愛らしい世界観が詰まった

こだわり素材のお菓子たち。

色味は例えば、かぼちゃパウダーとか抹茶とか。

自然由来の色素を使っている。

中には、どこの産地のものを使っているのか

詳しく書いてあるものまである。

まあ、書いてあるものすべてを

信用するかどうかは個々人だけれど。

書いてあるものを信用するのであれば

まさに、私の探していたものだ。

ただ、実際に目にすることが出来ない分

買うことには慎重になる。

一応、どんな作品を売っているのか

他の作品も見てみたり

購入者の方のコメントやその対応なども

全部目を通したうえで購入を決める。

色々な箇所に目を通しながら

自分が売る側ならすごく嫌だな、と思う。

でも、贈る相手には少しでも喜んでもらいたいから

妥協はしたくない。

自分がしっかりと納得できるものを選びたい。

 

プレゼントを贈った後、

親戚からお礼のメールが送られてきた。

可愛らしいお菓子がいっぱい詰まっていて

子供が大喜びしたこと。

体に優しい素材で作られているから

安心して食べさせられる

ということが書いてあった。

 

それなりに喜んでもらえたのかな、と

ほっと胸をなでおろす。

 

他には、祖母へのプレゼント。

私の祖母は、

身に着けるものについてのこだわりが強い。

多分、オシャレなのだと思う。

反対に私は無頓着。

なので、子供の頃から着るものについては

ちょこちょこお小言を言われてきた。

その祖母の誕生日プレゼント。

なかなかに気が重い・・・

今年は何にしようかと考えて

昔はよく、外出時に

スカーフを付けていたことを思い出す。

ここ数年は、コロナで外出を控えていたけれど

最近は、外出することもあるようだ。

調べたのは草木染のスカーフ。

暖かい色味で素材はシルク。

なるべく小ぶり。

 

草木染は興味があって

一時期、教室に通っていたことがある。

草木染は、草や木を煮だした染料で

布などを染める。

草木の美しい色たちを布に写し取れる気がして

心惹かれたのだった。

実際やってみると、

虫の巣とか思わぬものが染料の素材になっていたり

同じ素材でも媒染剤などによって違う色がでたり

毎回、新しい驚きがあって

面白かったことを覚えている。

 

サイトを覗いてみる。

トップページに早速、

興味を惹かれるものが・・・!?

お茶とドライフルーツを使った

焼き菓子のアソート。

自分だったら、絶対こういうの欲しいな❤

と思いつつ、なかなか自分では買えない。

我が子たちは、あまり

お茶を使ったお菓子を好まないし

私一人で食べるには量が多すぎる。

私はただ、どういう味がするのか

一口ずつ食べたいだけだから。

でも、こういう、ちょっと変わったものこそ

贈り物にいいんじゃないかなと思う。

 

そして、祖母のプレゼント検索。

『草木染』

あまりないかなと思っていたけれど、

結構出てきた。

しかも、値段がお手頃。

懐かしい思いに駆られながら

色々と覗いてみる。

見ているうちに段々、

草木染って、やっぱりいいな~、いいな~

みたいな、草木染熱がにわかに再燃してきて

主人に「コレ、欲しいな」と言ってみた。

すると、

「あなたこういうの(ストール)使うんだっけ?」

と聞かれ、

クローゼットの一角にそういう類のものが

そこそこ眠っていることを思い出した。

一瞬で鎮火される草木染熱・・・

さらに主人が

「もうすぐ誕生日だから、欲しい物選んでおきな」

と言ってくれて

その言葉で私の物欲は

十二分に満たされたのだった。

 

祖母のプレゼント探しに専念する。

色々悩んで、最終的に

琵琶の葉で染めたストールにする。

琵琶の葉って緑色なのに

そこから抽出した液は

どちらかというと琵琶の実のような

ちょっと赤みを帯びた

優しいオレンジ色みたいになる。’

草木染の、こういうところが好き!

 

そんな感じで最近はちょくちょく

ハンドメイドの販売サイトを利用している。

 

せっかく、プレゼントするなら

ちょっと目を引くような

面白いものをプレゼントしたい。

でも、小さい子がいると、

なかなか買いに行くのが難しい。

そんな私の贈り物の探し方でした。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました♡