案外、みんな、同じなのかもしれない

こんばんは。

かざねっこです。

本日の題名は

『みんな、案外、同じなのかもしれない』です。

最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

ではでは、早速、始めさせて頂きます。

 

とある平日の夜。

子供が「明日、お休みする」と言った。

「はい、はい」と生返事をした次の日。

「時間だから起きて」と言ったら

「今日は休む」とのこと。

別に体調が悪いわけでもない。

前日になにか嫌なことがあったわけでもない。

ただ、休みたいとのこと。

普通に起きてきて

服を着替えて

ご飯を食べて

お休み。

ぎりぎりまで「行かなくていいの?」

と、聞いてみたけれどスルー。

まっ、いいか。

と、こちらもお休みモードに入る。

末っ子とちょっと一息つきつつの朝食タイム。

少し休憩したら、いつもの公園に連れていくか

なんて、タブレットでちらちらとブログを読みつつ

今日の予定を考えていたら・・・

「今から、行く!!」

急にそんなことを言いながら

行く支度を始めだした。

慌てたのは私。

いや、待て。

ママ、今、のんびりモード入ったところだよ?

今から急に支度するとか反則でしょ?

それからは行く行かないの押し問答。

「行かないって言ったよね?」

「行く!!」

「なんで?」

「家にいても、つまんないもん」

「じゃあ、さっき、行けばよかったじゃない」

「いやだ、今から行く」

子供ぎゃん泣き

あぁ、今から連れて行くのは面倒だなと思う一方で

おそらく、これから一日中機嫌が悪くなるであろう子供と

ずっと一緒にいるのも嫌だなと考えて

気分を無理くり行くモードに切り替える私。

朝の小休憩朝食タイムをさらに短縮して

子供を連れて行く準備をする。

まあ、公園に行くついでだし、ね・・・・。

 

子供を無事送り届けて、公園へ向かう途中

道端でママ友とばったり会った。

小さなお子さんを二人抱えている。

ご挨拶がてら、ちらりと今朝あったことを話す。

すると、ママ友が

「えらいですね。私だったらそのまま休ませちゃいます」

と言った。

「まあ、公園に行く途中だから~」

なんて返してたら

「うちなら、つい怒っちゃって、

やっぱり連れて行けないなあ・・・」と。

いやいや、勿論、言い争いになったし

何度も繰り返すけれど、公園に行く途中だから、ね・・・。

ママ友が「子供のためにえらいですね」と

やたら感心してくれて、ちょっと恐縮気味になる。

というか、少し驚く。

私から見ればそのママ友は

それこそお子さんのために色々とやっていて

いつもすごいと思っていたから。

だから、素直に

「私こそ、いつもすごいなって思ってるよ」と伝えた。

そしたら、あちらも少し驚いた顔をして

「そんなことないですよ・・・」と言った。

 

ママ友と別れ、再び公園へと足を運びながら

ふと思った。

案外、みんな、同じなのかもしれない、と。

私がママ友の何かしらの言葉に

「すごいな」と思うことがあるのと同じように

ママ友も私の何気ない言葉に

「すごいな」と思っているのかもしれない・・・

 

子育てを始めてから気づいたこと。

子育てって、

基本的に家で何かしらやっていることのほうが多い。

それは外からは見えないわけで

逆に言えば、ほかの人がどうしているか

なんていうのも分からない。

だから、これで本当にいいのかな

と、悩むことも多々ある。

だから、道端でばったり、ママ友と会って

その時はお互い忙しいから

ちらりとだけの会話になるのだけれど

大抵、その内容は子供関連の何かで

あらわになったそのおうちの『子育て』の話を聞いて

ふと自分の『子育て』と比べてしまう時がある。

そして時折こう思う。

「自分は出来ていないな・・・」と。

 

でも、考えてみれば

それは、その家の『子育て』の一部だ。

もしかしたら、自分は気づいていないけれど

相手から見れば「すごいな~」と思われている部分が

自分にもあるかもしれなくて

案外、ゆっくり話すことができたなら

お互いがお互いを

『すごいな~』とか『えらいな~』とか

思っている部分があるのかもしれない。

だから、過度にそのことだけに反応して

『自分は出来てないな~』と引け目を感じたり

『もっと頑張らなきゃ』なんて

思う必要はないかもしれないな、と。

 

まあ、そもそも

誰かと自分の子育てを

比較する必要なんてないのだけれど。

なんだかんだと悩みやすいんだよな、私💦

 

ただ、そう思ったら少し心が軽くなって

もしかしたら、他にも相手から『すごいな~』なんて

思われていることがあるかもしれないぞって

ちょっと自己肯定感を上げるために

あれこれ考えてみたけれど

全く思いつかなくて、逆に撃沈した。

 

とある朝のこと。

ママ友と少し世間話。

最近、寒暖差が激しくて

子供の体調管理が大変だ、云々。

そして、その流れで、

自分たちの体調管理の話になった。

 

体調管理。

子育てをしていると本当に

健康でいられることがどれほどありがたいかを

ひしひしと感じる。

子供が体調不良の時ももちろん大変だけれど

自分が体調不良の時の子育ってって過酷。

どんなに辛くても、朝から晩まで休めない。

だから、ちょっとでも異変を感じると

すぐに対処する。

というか、とてつもなく不安になる。

 

そもそも私はあまり体が丈夫ではない。

そして、特に喉が弱い。

だから、少しでも喉に違和感があると

速攻で喉に関係する漢方を飲む。

それから、あまり声を出さないようにして

時折、蜂蜜をなめてみたり

トローチをなめてみたり

うがいをしてみたり

とにかく、なんでもできそうなことを

思いつくだけ、やる!!

そして、喉関連に関する薬類は

常に欠かさないようにしている。

 

じゃあ、これで何とかなるかというと

残念ながら負ける。

結局、病院へ行って処置してもらって

数日後に治る。

だから、時々、その時のことを振り返って

過敏に反応しすぎだよなって

自分に呆れることもある。

 

で、そのことを思い切ってママ友に話してみた。

笑い話みたいな感じで。

そしたら「私もです~!!」と

意外にも賛同された。

えっ?本当に??

 

まさかこんな近くに

自分と同じような人がいるとは思わなかった。

なんだか嬉しくなって

どんな喉ケアをしているかとか

さらにその話題を深堀りして

意外にも盛り上がってしまった。

 

 

まぁ、お互い忙しくて

なかなかママ友とゆっくり話す機会はないし

話せる機会があったとしても

こういう話ってあまりしないけれど

 

話してみると、案外同じだなって

気づくことも多々あって

それで気が楽になったり

笑いあったりできるんだな、と

思ったのでありました。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました!!