ちょっとした美味しい発見

こんばんは。

かざねっこです。

本日の題名は『ちょっとした美味しい発見』です。

ゆるりとお楽しみいただけたら嬉しいです。

 

それは朝ご飯の準備をしていた時のこと。

朝ご飯には必ず果物を入れるようにしている。

なぜなら、子供たちのテンションが少し上がるから。

いつも夜遅くまで起きている子供たち。

当然、朝起きられるわけもなく

寝起きがすこぶる悪い。

ただでさえ、忙しい朝に

子供たちの機嫌を取る余裕など私には皆無。

だから、ちょっとでも回避できるように

私なりの工夫。

その日のフルーツはキウイ。

主人が買ってきてくれたもの。

パックから取り出して水で洗う。

皮を剥こうと刃をキウイに入れてから気づく。

少し身が硬い。

どうやら、寝起きで頭が働いていなかったらしい。

熟しているかどうかの確認を忘れていた。

きっと酸っぱいだろうな。

少し落ち込みながらキウイの端っこを切る。

そして、また、あれっと思う。

中は緑色なのだ。

でも、いつもより赤みがある・・・

もしかして、傷んでいるんだろうか。

ますます気分が沈んでいく。

とりあえず、輪切りにスライスしていく。

真ん中に近づくにつれ、芯付近の赤みがどんどん濃くなっていく。

これ、何?

形はキウイだ。

でも、こんな色のキウイ見たことないぞ。

おそるおそる一切れ食べてみる。

甘い。

てっきり、実がまだ固かったから酸っぱいと思っていた。

でも、これはショキショキとした歯ごたえがあるのに甘い。

まるで、緑色のキウイと黄色のキウイのいいとこどりみたい。

つまみながら、そんなことを思う。

いつも食べている緑のキウイは

同じようにショキショキした触感だけれど

私だけだろうか。

特に真ん中付近を食べていると、種のせいなのか

ピリッと少し舌先がしびれるような感じがする。

それが苦手で、あまり好き好んで食べない。

でも、これはそんな感じがないし

種自体が少ない気がする。

でもって、黄色のキウイは甘みが強いから

緑よりも食べやすいのだけれど実が柔らかい。

だから、歯ごたえがあるものを好む私には

少し物足りない感じがする。

そういう意味でこのキウイは

私の求めているものが全部揃っている

私好みのキウイ。

 

あたらめてパッケージを見る。

『ルビーレッド』

なるほど、だから芯の周りが赤かったのね、と納得。

それにしても、まさかキウイに驚かされるとは思わなかった。

赤みのあるキウイ。

そもそも知識すらなかったからね。

朝から、予期しない新たな食材との出会い。

こういう時ってなんだか気分が上がる。

主人が後日また買ってきてくれた

 

主人が義実家からタケノコを採ってきた。

早速、皮を剥いて下処理。

今日食べる分は皮を剥いて下処理は無し。

このレシピで調理。

 

kazanekko.hatenablog.com

焼きあがるのに少し時間がかかるから

早めに準備してお昼ご飯に間に合わせる。

 

昼食時。

これ一品だけだとかなり寂しい食卓になるので

他にお肉を焼いたものや茹で野菜を並べる。

それから一応、二種類のふりかけも置いておく。

塩分が気になるから、普段はあまり出さないのだけれど。

今日はなぜだか特別?

まだやることがあったので

先に子供たちだけでご飯を食べてもらっていたら、子供が

「海苔ふりかけをタケノコにかけたら美味しい」

と言い出した。

一応、タケノコには塩を振ってあるんだけどなと思いつつ

ちょっと考える。

オリーブオイルで焼いたタケノコだけれど

もし、ごま油で焼いていたら

そこに海苔ふりかけをかけるわけだから

韓国海苔っぽくなって、それとタケノコ合わせたら

確かに美味しいそうだな、と納得。

でも、今回はオリーブオイルで焼いている。

じゃあ、オリーブオイルだったら何が合う?

塩昆布!!

早速、冷蔵庫から取り出して、調理したタケノコにちょっと和えてみる。

そして、子供と一緒に試食。

合う!!

かけないままだと、スナックみたいになるけれど

これはご飯と一緒に食べるおかずになる。

なんならパスタにあえても美味しいかもしれない。

タケノコだけだと寂しいから

新玉をスライスして炒めたものも加えてみようか?

色合いはスナップエンドウ

それともブロッコリーがいい?

 

なんかワクワクして、自然と顔がにやけてくる。

一つの発見で、どんどん料理の幅が広がっていくのって楽しい。

もし、機会と気力があったら

そのときは挑戦してみようと思う。

タケノコと塩昆布の春パスタ!!

 

そうそう

発見と言えば「ピーマン」も。

発見、というほど仰々しいものではないけれど。

ピーマンは苦みがあるから

子供の苦手な野菜によく挙げられるって

それは子供の頃から知っていた。

だから、いざ、自分の子供に食べさせるとなった時に

ピーマンをどう食べさせようか悩んだ。

ピーマンの美味しい食べ方っていうと

例えば油多めで炒めて甘辛い味を付けるとか

細切りにして塩昆布と和えるとか。

そういう調理をしていたのだけれど。

子供にはもう少しシンプルな味付けで食べさせたいな

なんて考えていて。

ある日、ピーマンをオーブントースターで焼いてみた。

ピーマンを半分に切ってヘタを取った後

さらに半分に切ったものだ。

種は取り除かなかった。

種には栄養があると聞いたから。

そして、焦げ目がつくまで焼いた。

焼けたら、上からちょっと醤油を垂らして試食。

あれっと思った。

思っていたよりも苦みが少なかったのだ。

それどころか、私の記憶にあるピーマンよりも

ずっと肉厚でなんなら甘みすら感じられた。

もしかして、今のピーマンって

パプリカ寄りの食べやすいピーマンになってきてる?

早速、データの更新。

それ以来、我が家の食卓ではちょくちょく

焼きピーマンが登場するようになった。

シンプルでお手軽。

だけど飽きがこない。

もちろん、我が家の子供も普通に食べる。

もし、ポイントを一つ挙げるとしたら

醤油で和えた後、しばらく冷蔵庫で寝かせておくこと。

しっかりと冷やすことと醤油を染みこませることで

ピーマンの甘みがぐぐっと引き出される。

(あくまで私の感想)

今から暑くなるこれからの時季に

我が家の食卓に欠かせないおかずの一品。

 

最後はコンニャク。

よくコンニャクの煮物を作る。

最後に一品足りないっていう時にすぐ作れるし

何より、ヘルシー。

体形が気になりつつある今日この頃。

重宝する食材の一つ。

今までは綺麗に四角に切っていたのだけれど

最近はなるべく薄ーくそぎ切りしている。

そっちのほうが味が絡みやすいし

ちょっと、きし麺(薄く伸ばしたうどんみたいなもの)

を食べているような感覚で面白い。

そして、煮るときは醤油とみりんと

それから、隠し味にオイスターソースをちょっぴり加える。

オイスターソースを入れなくても十分美味しいのだけれど

コンニャクは淡白な味わいだから

オイスターソースを加えることで味がこっくりする気がする。

しっかり味が染みこんだら最後に鰹節をたっぷり振りかけて。

これもまた冷やして食べるのがおすすめ。

 

今日はここまで。

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました♡