真っ赤に熟れた果実を頂く+スパイス続報

おはようございます。

かざねっこです。

本日の題名は『真っ赤に熟れた果実を頂く+α』です。

ごゆるりとお付き合いいただけると嬉しいです。

 

末っ子がようやく寝付いて

やれやれと一息ついたところで

インターホンが鳴った。

誰かと思ったら、

学校から帰ってきた上の子。

ただし、何やら小さめの段ボールを抱えている。

「どうしたの、それ」

玄関の扉を開けると

真っ赤に熟れた美味しそうな果実が目に入ってきた。

「もしかして、それ・・・」

「ちょうど、駐車場で会ったから

持って行ってもらったのよ。いてくれて、助かったわ」

少し離れたところから、義母の声がした。

どうやら、義母が上の子に渡したよう。

「携帯に電話してください。取りに行くから・・・」

言いながら、気づく。

私は携帯電話を携帯していない。

多分、そのうち主人に契約を切られる・・・かも。

 

義母は膝や腰が悪くなりつつある。

だから、あまり無理はしてほしくないのだけれど

何かあると、こうして車で我が家まで来てくれる。

本当にありがたい。

しかも、その日に取れた夏野菜まで!

 

「じゃあね」とそのまま帰って行こうとするので

「待って、待って」と引き留めて家に入ってもらう。

その日は暑くて、何かちょっとした冷たいお菓子はなかったかと

必死に頭を働かせる。

そして、ああ、これだ、と渡したのはアイスキャンディー。

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それから、インスタントで申し訳ないけれど

アイスコーヒーを作る。

 

頂いた段ボールの中には

沢山のすももが入っている。

ツヤツヤ✨



これは毎年頂いているもので

小ぶりながら、とても甘くておいしい。

結婚してまだ子供のいない頃は

主人があまり、すももを食べない人だったのから

食べきるのになかなか苦労した。

今思うと贅沢だけれど

お肉のソースとして使わせてもらったりもした。

でも、子供が生まれてからは、もう

頭を悩ますまでもなく

あっという間になくなる。

だから、最近は

さらに、追加で頂いている。

家族が増えるって、本当にすごい・・・。

 

箱に入ったすももを袋に選り分けていく。

まだ熟れていないものとすっかり熟れているもの。

今回はほとんど熟れていて

早めに食べたほうが良さそうだ。

そんなことを考えていたら、義母が

「車の中に、これよりもっと

熟れているものもあるのだけれど

それも持ってこようか?」

と言う。

目の前にあるすももだけでも、結構な量。

しかも、食べない分は全て、冷蔵庫保存が必要。

これ以上はむりだ。

『こういう時に

ジャムやシロップを作るんだろうな』

ふと、そんなことを思う。

昔、そういう生活をしたいな、なんて

考えていたこともあったけれど

実際、今、そういう状況にあるにもかかわらず

なかなかできない。

まず、子育てで忙しすぎて、時間がない。

そして、もう一つ。

それらを作るために使う砂糖の量が、半端ない。

もちろん、それだけの量の砂糖を使うのは

甘みのためだけではないことは知っている。

ただ、実際に用意してみると、その量に怖気づく。

ここで、さらりと書いてしまうけれど

私は糖代謝が通常の人よりも弱い、

糖尿病予備軍。

子供を妊娠した際に発覚した。

もともと、甘い物は得意ではなかったけれど

それが分かって以来、より気を付けてはいる。

なので、ますます

昔抱いていた夢から遠ざかっている。

 

二つの袋にすももを選り分ける作業が終わる。

義母が「そろそろ、帰るわね」と言うタイミングで

末っ子が起きる。

寝起きで機嫌が悪い末っ子に

手を焼いているうちに

義母が帰ってしまった。

いつも、本当に申し訳ない・・・。

 

次の朝。

夕食のデザートにとすももを洗っておく。

袋詰めにしているから

下部の熟れているすももたちが

上部のすももの重さに潰されている。

このままだと早く悪くなってしまいそうだ。

時計をちらりと見て、時間を確認する。

まだ、少し余裕がある。

袋から真っ赤に熟れたすももを全部取り出して、

皮を剥き種を取り除く。

そのまま凍らせてもいいけれど

子供の場合、のどに詰まらせることもある。

違う袋に入れ、綺麗に潰す。

味を確認する。

完熟だから、甘い。

でも、凍らせると多分、

甘みが薄まって酸味が勝ってしまうだろうな、と思う。

本当だったら、煮詰めてもう少し水分を飛ばして

さらに、蜂蜜を加えたら

美味しいのだろうけれど・・・

今回はそのままで頂こうと決める。

袋の口を閉じて、冷凍庫で凍らせる。

少し凍ったとこで、砕けるだけ砕く。

そして、もう一度凍らせる。

出来上がり↓

すもも氷



まるでルビーのように輝く

美しい赤色。

口に入れると、ほんのり甘くて、酸っぱい!

暑い中、学校から帰ってきた後のおやつに

ぴったりの酸っぱさじゃないかしらと思う。

せっかくだから、

これをなにか他に利用できないか考える。

そして、思いついたのが、前回のこれ↓

 

kazanekko.hatenablog.com

なかなか機会がなく

冷蔵庫の隅っこで

もはや忘れ去られそうになっていた炭酸水。

炭酸水とすもも氷とスパイスを混ぜたら

なんか、面白そうなものができる気がする。

 

そして、実際に作って飲んでみた結論。

合わなかった。

すもも氷がカチカチに固まっているせいで

炭酸水と馴染まない。

コレがもし、すももシャーベットで

炭酸水とうまく混ざったら

美味しいんじゃないかと思う。

でも、それを実現するのは難しいかな・・・。

 

ただ、ここで発見したのが

炭酸水+レモン汁+スパイスが

想像以上に美味しかったこと!

甘みが必要かなと思っていたけれど

全くそんなことはない。

むしろ、後味がすっきりして

最後にふっとスパイスが香るところが憎い。

 

最近はこんな感じで↓

 

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お茶にスパイスを加えて楽しんでいて

緑茶オレ+カルダモン、ほうじ茶オレ+シナモン

をその時の気分で作っている。

緑茶オレ+カルダモンは

ちょっと一息ついて、気分をすっきりさせたい時に

ほうじ茶+シナモンは

少し疲れていて、元気が欲しいなっという時に飲む。

そして、炭酸水+スパイス

(今回使ったのはシナモン&カルダモン)は

思いっきり体を動かした後に飲みたい!という感じだ。

今まで、炭酸水は

砂糖ありきの飲み物だと思っていたけれど

スパイスを軽く振るだけで

こんなにも変わることに驚いた。

すごいぞ、スパイス!

(あくまで、私個人の感想です)

 

もしかしたら、

もっと自分好みの組み合わせが

あるかもしれないから

近々、近所のスーパーへ行って

さらに、スパイスを買い足す予定。

段々、スパイス沼に嵌まっていきそうな予感。

 

 

本日もお付き合いいただき

ありがとうございました。